仕事やプライベートの活動で不規則多忙な20代を過ごしている中、漠然と心の中に不安がありました。

「体に無理をさせる生活を、このまま一生続けていてよいのだろうか…」
「今熱中している仕事も趣味も、健康でなくなったらどうなるんだろう…」

日々の忙しさを理由に自分の体への負担を見て見ぬふり、そんな生活に若干後ろめたさすら感じていた時に、偶然ヨガと勘違いして体験レッスンに参加し出会ったのがピラティスでした。私の場合、ピラティスを始めたことによる変化は単なる運動不足解消ではなく、日々のデスクワーク中の姿勢や体の使い方への意識が変わり、慢性的だった腰痛との付き合い方もわかり、忙しい生活の中でも心身ともに良好な状態を保ちやすくなりました。

奇しくも同時期に家族が脊柱の病を患い、一時は全く歩行ができないほどにまでなる中で、そうなる前の日々のケアや習慣の見直しの重要性を切に感じました。忙しくて運動する時間をつくることが難しい人たちや、頑張りすぎて自分の体に向き合う機会がない働き世代に、ピラティスは新しい変化をもたらしてくれると私は思っています。笑顔で楽しく体を動かすことや、自分自身の体に意識を向けることを通じて、みなさまが “やりたいことをこの先も、思う存分やれる自分でいる” サポートをさせて頂きたいと思っています。